『コトー・デ・マルゴ 』

コトー・デ・マルゴ (Coteaux des Margots) は、ブルゴーニュ (Bourgogne) の銘醸地区、マコネー (Maconnais) を構成する村のひとつ、ピエールクロ (Pierreclos) 村を本拠とする生産者です。
殆どのぶどう樹が、樹齢 50 ~ 70 年というヴィエイユ・ヴィーニュ (Vieille Vigne, 古樹) のぶどう畑から、大地の滋味豊かな果実味を魅力とするワインを生み出すドメーヌ (Domaine, 自家栽培醸造家) です。
コトー・デ・マルゴのぶどう畑は、マコネー地区の心臓部、マコネー丘陵 (Monts du Maconnais) の斜面に位置するピエールクロ (Pierreclos) 村を中心に、サン・ヴェラン (Saint-Veran) 村とミリー・ラマルティーヌ (Milly-Lamartine) 村に広がっています。
最近は、何れも優れた土壌を持つ、ブシエール (Bussieres) 村、シャスラ (Chasselas) 村、フュイセ (Fuisse) 村にもぶどう樹を植え、マコネー地区の心臓部にてぶどう畑を拡大、現在では、18 ha のぶどう畑を所有しています。コトー・デ・マルゴは、早くも 1999 年には、実質ビオロジックの厳格なリュット・レゾネ農法を導入、2018 年には、HVE認証 (Haute Valeur Environnementale, 高い環境価値) の最高段階「レベル 3 」を取得しています。
また、バイオダーバーシティ (生物多様性) にも早くから取り組んでおり、畑の周りの植生を豊かにすることで、ぶどう樹と鳥や虫たちとの共存環境を確立しています
コトー・デ・マルゴは、周囲の自然を尊重することを重視することなしには良いワインは造れないと考え、ぶどう畑を草で覆い、化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は一切使用せず、ぶどう畑をビオロジック農法に転換する取り組みを進めています。

　ラベルの鳥は「カササギ」で、このドメーヌが所有する「マコン・ピエールクロ」の秀逸リウ・ディ「Les Margots」にカササギの意味があることから、ドメーヌのシンボルになっているものです（Margot＝Pie）。

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