『シャトー・レオヴィル・ポワフェレ』

サン・ジュリアン村にある格付け2級のシャトーで、レオヴィル3兄弟(ラスカーズ、ポワフェレ、バルトン)の一角。3つのシャトーは、かつて1つの領地でした。

レオヴィル・ポワフェレは、数度にわたる分割を経て1840年に誕生。
1979年にディディエ・キュヴリエが所有者となり、セラーの近代化やセカンドワインの導入、新樽使用量の増加など大きな改革が始まります。
1994年には人気エノロジスト・ミシェル・ロランが加わり、ワイン造りのクオリティが大幅に上昇し、安定した実力を誇るようになりました。

ロバート・パーカー氏は「レオヴィル・ポワフェレの畑の可能性について博識なボルドー人に尋ねると、ほとんど誰もが口をそろえて、ポワフェレにはメドックで最も深遠といえる赤ワインを生み出せる土壌と能力があると答える。それどころか、中にはレオヴィル・ポワフェレの土壌はサン・ジュリアンの二級シャトーのどこよりも優れているという人もいる」と語っています。

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