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「アリゴテって、こんなに美味しいんだ。」ムルソーの名手が造る、樹齢約50年の本格派。
産地:フランス ブルゴーニュ
品種:アリゴテ100%
醸造・熟成:グラスライニングのセメントタンクと小樽にて発酵後、12ヶ月熟成
味わい:爽やかな酸とミネラル、熟した果実の旨みが重なる、上品で奥行きのある辛口白
【このワインの魅力 3つ】
① 「ムルソーの名手」ピエール・モレが造るアリゴテ
ピエール・モレは、かつて名門「ドメーヌ・ルフレーヴ」で20年間にわたり醸造長を務めた、ブルゴーニュを代表する造り手の一人。
輸入元が「ラフォンやコシュ・デュリーと並ぶ、偉大なムルソーの造り手」と紹介する名手が、本気で手掛けるアリゴテです。
② ムルソー村内、樹齢約50年の古木
使用するアリゴテはムルソー村内の1.86haの畑から。
比較的深い粘土石灰質土壌に植えられた平均樹齢約50年の古木を、ビオディナミで栽培。
一般的なアリゴテのイメージを超える、果実の厚みとミネラル感を生み出します。
③ 「今飲んで美味しい」だけではない、熟成できるアリゴテ
爽やかさを生かすため大部分をタンクで醸造・熟成しながら、天然酵母を使用し12か月熟成。
フレッシュで飲みやすい一方、数年の瓶熟成による変化も期待できる、ちょっと珍しい“寝かせても面白いアリゴテ”です。
「ブルゴーニュ・アリゴテ」と聞くと、
「酸が強くて軽快な白ワイン」
「気軽に飲むブルゴーニュ」
そんなイメージをお持ちの方も多いと思います。
このワインは、そのイメージを良い意味で覆してくれます。
造り手は、ムルソーの名手「ピエール・モレ」。
しかも、このアリゴテに使われるブドウは、単なるブルゴーニュ広域の買いブドウではありません。
ムルソー村内に所有する1.86haの自社畑で育てられた、「平均樹齢約50年」のアリゴテ100%です。
土壌は比較的深い粘土石灰質。
1haあたり10,000本というブルゴーニュらしい密植で栽培し、収穫はすべて手摘み。
さらに畑はビオディナミで管理され、エコセール、ビオディヴァンの認証も取得しています。
醸造も興味深く、グラスライニングされたセメントタンクと小樽を使用。
天然酵母によって発酵し、12か月熟成。
新樽は使用せず、品種とムルソーの土地そのものの個性を大切にしています。
【味わい】
グラスから感じるのは、青リンゴや洋梨、レモン、グレープフルーツなどの瑞々しい果実。
そこに白い花、ほのかなナッツ、ハーブ、石灰を思わせるミネラル感が重なり、時間が経つにつれて少し熟した黄色い果実のニュアンスも現れてきます。
口に含むと、最初はアリゴテらしい生き生きとした酸。
しかし、単に「酸っぱい」「軽い」という印象では終わりません。
樹齢約50年の古木から生まれる果実の旨みと適度な厚みがあり、酸とミネラルが一本の芯となってワインを支えています。
2022年は果実の成熟感にも恵まれたヴィンテージ。
そのため爽やかさの中にも柔らかな果実の膨らみが感じられ、非常にバランスよく仕上がっています。
海外ではVinous 89点。
さらにInside BurgundyのJasper Morris MWからも88点を獲得。
「クラシックで魅力的なアリゴテ」と高く評価されています。
そして面白いのが、このワインは若いうちだけのワインではないこと。
ピエール・モレのアリゴテは熟成能力にも定評があり、数年寝かせることで酸が馴染み、果実味やミネラル、熟成由来の複雑さが一体となっていきます。
「アリゴテはカジュアルな白。」
そう思っているブルゴーニュ好きの方にこそ、一度飲んでいただきたい一本です。
5,000円以下で、“ムルソーの名手ピエール・モレの世界”を味わえる。
ブルゴーニュの価格が高騰する今だからこそ、このワインの価値はさらに際立っていると思います。
【おすすめのペアリング】
○鯛やヒラメのお刺身・カルパッチョ
→シャープな酸とミネラル感が白身魚の繊細な旨みを引き立てます。カルパッチョならレモンや柑橘を少し添えるとさらに好相性。
○アジの塩焼き
→アリゴテの酸が魚の脂を心地よく流し、塩味とミネラル感がきれいに重なります。
○鶏の塩焼き・柚子胡椒添え
→鶏肉の旨みには古木由来の果実の厚み、柚子胡椒にはワインの柑橘系ニュアンスが寄り添います。
○豚しゃぶ・ポン酢
→ポン酢の爽やかな酸とワインの酸が同調し、豚肉の脂をすっきりとまとめてくれます。
○海老とキノコのバターソテー
→バターのコクを酸が引き締め、キノコや海老の旨みがワインの奥行きを引き出します。
○天ぷら
→衣の油を爽快な酸がリセット。海老はもちろん、レンコンや山菜、舞茸など野菜の天ぷらにもおすすめです。
○コンテやグリュイエール
→チーズのナッティな旨みと、ワインのほのかなナッツやミネラルのニュアンスが美しく重なります。
【おすすめの飲み方】
温度:10〜12℃
キンキンに冷やしすぎないのがポイントです。
最初は10℃前後からスタートし、グラスの中で12〜13℃程度まで上がっていく変化を楽しんでください。温度が上がるにつれて果実の厚みやミネラル、ほのかなナッツのニュアンスが現れてきます。
グラス:細いフルート型ではなく、中ぶり〜やや大きめの白ワイングラスがおすすめ。
ブルゴーニュ白用のグラスがあれば、ぜひそちらで。アリゴテとは思えない香りの奥行きを楽しめます。
【こんな方におすすめ】
○ブルゴーニュがお好きな方
○ムルソーがお好きな方
○シャルドネ以外のブルゴーニュ白を開拓したい方
○「アリゴテは軽い」というイメージを持っている方
○酸とミネラルを感じる辛口白ワインがお好きな方
○ビオディナミのブルゴーニュを楽しみたい方
○5,000円前後で“造り手で選ぶブルゴーニュ”を探している方
【店長からのメッセージ】
「アリゴテに5,000円?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このワインはぜひ“アリゴテという品種”ではなく、“ピエール・モレが造ったワイン”として選んでみてください。
ムルソー村内の畑、平均樹齢約50年の古木、ビオディナミ、天然酵母、そして12か月熟成。
造りを見るだけでも、いわゆる気軽なアリゴテとは少し違います。
実際に飲んでみても、爽やかな酸だけではなく、果実の旨みやミネラル、じわっと広がる奥行きがしっかりあります。
ピエール・モレのムルソーや1級畑となれば、価格は当然もっと上。
そう考えると、名手の仕事を5,000円前後で味わえるこのアリゴテは、むしろ面白い選択だと思います。
ブルゴーニュを飲み慣れた方ほど、「これはいいな」と思っていただける一本です。
【こんなシーンで楽しみたいワイン】
○お刺身や焼き魚を買って帰った日の夕食に
○天ぷらを囲む家族の食卓に
○休日の昼からゆっくり白ワインを楽しみたい時に
○ブルゴーニュ好きの友人とのワイン会に
○シャルドネとは違うブルゴーニュの魅力を知りたい夜に
※テクニカルシート付き(マーグオリジナル)
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『ピエール・モレ』
ラフォン、ルフレーヴ、そして自身のドメーヌ。ムルソーの歴史を歩んできた偉大な造り手
ブルゴーニュの白ワイン、とりわけ「ムルソー」が好きな方なら、ぜひ覚えておいていただきたい造り手がピエール・モレです。
輸入元ラック・コーポレーションは、ピエール・モレを、「ラフォンやコシュ・デュリーと並ぶ、偉大なムルソーの造り手」と紹介しています。
これは決して大げさな表現ではありません。
ピエール・モレの歴史を紐解くと、ムルソーの名門[コント・ラフォン]、そしてピュリニー・モンラッシェの最高峰[ドメーヌ・ルフレーヴ]という、ブルゴーニュ白ワインを語るうえで欠かせない2つの偉大なドメーヌと深く関わってきた人物であることが分かります。
モレ家のブルゴーニュでの歴史は非常に古く、一族がムルソーに移り住んだのは1793年。
ピエールの父オーギュスト・モレは1935年、現在ではムルソー最高峰の生産者として知られるドメーヌ・デ・コント・ラフォンのメタイエ(分益小作人)となりました。
当時のラフォンは現在とは異なり、所有する素晴らしい畑の耕作を小作人に任せていました。
その仕事を1971年から引き継いだのが、ピエール・モレです。
ラフォンが所有するムルソーの一級畑やモンラッシェなど、世界最高峰のテロワールと長年向き合った経験は、後のピエール・モレのワイン造りにも大きな影響を与えました。
しかし1980年代、ドミニク・ラフォンが自ら畑を耕作する方針へ転換。
1986年から1991年にかけて、ピエール・モレはそれまで耕作していた多くの畑を失うことになります。
ところが、ここから新しい物語が始まります。
ピエール・モレの栽培・醸造技術に注目していたのが、ピュリニー・モンラッシェを代表する名門ドメーヌ・ルフレーヴでした。
そして1988年、ピエールはルフレーヴの技術責任者である**レジスール(Régisseur)**に就任。
それから2008年7月まで、実に20年間にわたり、畑からセラーまでルフレーヴの技術部門を担いました。
つまり、現在世界中のコレクターが探し求める1980年代後半から2000年代のルフレーヴには、ピエール・モレが深く関わっているのです。
しかも、この20年間に彼が手掛けていたのはルフレーヴだけではありません。
自身のドメーヌ・ピエール・モレを運営しながら、1992年にはネゴシアン・エルヴール部門である**モレ・ブラン(Morey-Blanc)**も設立。
輸入元ラック・コーポレーションが表現するように、まさに「三足のわらじ」を履きながら、それぞれで高品質なワインを造り続けていました。
ピエール・モレの先進性を象徴するのが、ビオディナミへの取り組みです。
1991年から自身の畑でビオロジック栽培を開始すると、すでにこの頃から一部のビオディナミ・プレパラシオンを導入。
そして1997年末にはドメーヌすべての畑を完全にビオディナミへ転換しました。
ブルゴーニュで現在ほどビオディナミという言葉が一般的ではなかった時代から、土壌の生命力とブドウ畑の生態系を重視していたことになります。
興味深いのは、ピエールが技術責任者を務めていたドメーヌ・ルフレーヴも同時期にビオディナミへ完全移行していること。
現在ではルフレーヴの大きな特徴として知られるビオディナミですが、その時代を技術面から支えていた人物の一人がピエール・モレだったのです。
ピエール・モレのワイン造りで何より重要なのが、畑の違いをワインにそのまま表現することです。
ラック・コーポレーションも、「ピエール・モレイのワインはテロワールにきわめて忠実」と評価しています。
例えば、ムルソー1級畑「ペリエール」では硬質なミネラルを、特級畑「バタール・モンラッシェ」では豊かさと力強さを表現。
どのワインにも同じ「ピエール・モレ味」を付けるのではなく、畑ごとの土壌、標高、斜面、ヴィンテージの違いをワインへ映し出すことを大切にしています。
ピエール・モレには、自社畑からワインを造るドメーヌ・ピエール・モレと、1992年に設立したネゴシアン・エルヴールモレ・ブランがあります。
一般的には、「ドメーヌ物の方が上」と思われがちですが、ピエール・モレの場合は単純ではありません。
モレ・ブランでは信頼する栽培家から厳選したブドウや果汁を購入し、その後の醸造・熟成は自ら行います。
村名ムルソーのドメーヌ物とモレ・ブランをブラインドで比較しても、畑の違いこそあれ、品質的な優劣を感じさせないほど。
それだけ徹底して品質を追求しています。
2008年にルフレーヴを離れた後、ピエールは自身のドメーヌとモレ・ブランに専念。
現在は娘のアンヌ・モレが共同経営者としてドメーヌを支えています。
さらに2020年の収穫からは次世代のジャン=ヴィクトールも本格的に参加。
現在では三世代がワイン造りに関わり、1793年から続くモレ家の歴史が次の世代へ受け継がれています。
ドメーヌはムルソーを中心に、モンテリー、ポマール、ピュリニー・モンラッシェなど約10〜11haを所有。
特級畑バタール・モンラッシェを筆頭に、ムルソー1級ペリエール、ヴォルネイ1級サントノ、ポマール1級グラン・ゼプノなど、錚々たる畑を手掛けています。
ワインの物語をお楽しみください!
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「ワインの違いがよく分からない」という方でも、
ワインを楽しみながら理解できるように工夫しています。
オーナーが一つ一つ1本飲んで選んだこだわりのワイン
オーナーソムリエが、試飲だけではなく自宅や飲食店で1本1本飲み(年間600~700本程)、お薦めできると認めたワインをひとつひとつ集めています。
1本を数日かけて飲んでいるので、2日目の味わいや3日目の味わいなどそのワインの良さを最大限にお伝えしております。
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