『パリンガ エステート』

パリンガ・クローンと呼ばれるピノノワールを構築した先駆者

『パリンガ』とはアボリジニーの言葉で「海に近い」という意味。海風が気候をコントロールする、モーニントン半島のテロワールを象徴するワイナリーです。

当主のリンズィー・マッコールは、南ギップスランドの酪農家に生まれ、自然と農業に親しんで育ちましたが、父の助言で地学を学び教師となります。
教職中にワインの魅力に目覚め、各地の産地を巡るうちに、オーストラリアでも有数のワイン産地『モーニントン・ペニンシュラ』の荒れた果樹園を購入、1985年からブドウ栽培を始めます。ピノ・ノワールの植樹においては、地域に新たな価値をもたらすことに。
1996年には教職を辞め、ワイン造りに専念する道を選びます。

オーストラリアのワイナリーの中で、最も品評会の受賞が多いブティック・ワイナリーとして有名で、メディアにも非常に多く取り上げられています。
2006年のジェームスハリデー・ワインコンパニオンでは5つ星を獲得。2008年はヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・デュジニーでヴィンテージを経験しました。

今では著名なワインメーカーとともに、モーニントン・ペニンシュラのパイオニアの一人として数えられています。

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