フォリウム・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2018

口当たり滑らかでチャーミングなピノ
種類 | > > |
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品種 | ピノ・ノワール100% |
産地 | > |
生産者 | > |
相性の良い料理 | ステーキ、ローストポーク、和食 |
備考 | フレンチオーク樽(新樽10%)11ヶ月間熟成 |
3,800円(税込4,180円)
岡田岳樹氏のニュージーランドでの挑戦
『フォリウム・ヴィンヤード』は岡田岳樹氏が2010年6月にニュージーランドの南島、マールボロ地方のプランコット・ヴァレーに設立したワイナリーです。
岡田氏は東京に生まれ北海道の農学部を卒業し、カリフォルニア大学デーヴィス校でワイン作りを学びました。
サンセールの名門クロアンリが、ニュージーランドのマルボロで手掛けるクロアンリにて、栽培責任者を務めてた経験の持ち主です。
ワイナリー名の“フォリウム”はラテン語で“葉”の意味を指し、「ワイン造りに重要な自然を全面に出したかった」という思いから名付けられました。
マールボロはブドウの生育期間が冷涼で乾燥しており、昼夜の温度差が大きいので、適度な酸を持ちながらも香り高いワインに仕上がります。
岡田氏は、この土地に特に適しているソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールに情熱を注ぎ、最高品質のワインを造り出しています。
畑の土壌は氷河期に氷河の移動によってもたらされた粘土質と、ワイラウ川の氾濫によって運ばれた石や砂礫が幾重にも重なった堆積土です。
この2つの異なる土壌タイプでブドウを栽培し、ニュージーランドの有機農業認定機関である「BIO-GRO(2014年に認定取得)」の厳しい規定に則った農法を取り入れて生産しています。
また、ニュージーランドでは1haあたり2000本という植樹率が一般的であるのに対し、ここでは4200本という密植栽培を採用し、より凝縮した力強いプドウの生産を実現しています。
岡田氏の掲げる「高品質のワインを造る一番の近道は、高品質のプドウを育てる事」という信念のもと、徹底した収量制限、除葉などを行い、全て手摘みで収穫。
ブドウの個性を最大限に引き出す為、醸造工程での人の関与を必要最小限に抑え、この地のテロワールを表現するワイン造りを行っています。
こちらはまるで一番出汁のように澄んだチャーミングなピノ・ノワール。
ラズベリーやカシスなど赤い果実の香りや、ドライハーブ、スパイスの風味も感じられます。
熟した果実香と共に陰りも感じられ、官能的な香りに包まれます。
アメリカンチェリーなどの果実味となめらかなタンニンが口中に広がり、しっかりとした酸とバランスよく調和。
ステーキやローストポークなどのお料理はもちろん和食とも相性抜群です!
さまざまな料理の美味しさを引き立たせるワインです。