クロ・デュ・マルキ 2015

スーパーセカンドが造る稀少ワイン
種類 | > > |
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品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ30%、カベルネ・フラン5% |
産地 | > |
生産者 | > > |
相性の良い料理 | |
備考 |
8,600円(税別)
偉大なる「サン・ジュリアンの王」
『シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ』は
サン・ジュリアン村の北部に位置します。
ボルドー格付け2級ながら、その実力は第1級にも引けを取りません。
「格付けが見直されるようなことがあったら、1級に昇格するだろう」
と目されるいわゆる「スーパーセカンド」の中でも筆頭格の存在です。
レオヴィル・ラス・カーズの最大の魅力は最良のテロワール。
所有する畑はポイヤックとの境界に面しており、ポイヤック側は
1級シャトー・ラトゥールの畑なのです。
ポイヤックのパワフルさが強く印象に残りつつも、
パワーに押し切られることのない繊細で複雑な果実味、
熟成を経ても失わない新鮮さが感じられます。
ラス・カーズが造る特別ブランド
『セカンドの域を、超えている!』
PP91~93点!
「クロ・デュ・マルキ」は2006年までは
レオヴィル・ラス・カーズのセカンドワインとされていました。
2007年より「ル・プティ・リオン」がセカンドとしてリリースされ、
「クロ・デュ・マルキ」はラス・カーズの独立した区画で造られる
別ブランドという位置づけになりました。
グラン・クロ・ド・ラス・カーズの外側、プティ・クロの内側に位置する
きちんと境界が定められたテロワールです。
ファーストラベルがその独特で完全なスタイルを追求したワインであるのに対して
こちらは「そのスタイルを継承しつつ、サン・ジュリアンのテロワール性を
前面に押し出したワインである」と
オーナーのミシェル・ドゥロン氏は語っています。
グラスに注ぐと、ブラックベリーやプラム、ブラックペッパー、腐葉土、
ハーブなどの香りが広がります。
程よい樽香、バニラのニュアンス、ミネラル感などが見事にマッチ。
濃厚な果実味と奥行きのある味わいを兼ね備えたクラシックな1本です。