ビュル・ド・コントワール#6 ロゼクスプレス エクストラ・ブリュット

究極シャンパーニュ・ロゼ!
種類 | > > |
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品種 | ピノ・ノワール100% |
産地 | > |
生産者 | > > |
相性の良い料理 | |
備考 | 平均樹齢30年 |
7,600円(税別)
キレとコクのバランスがGOOD!
ランドルヴィル村とセル・シュル・ウルス村産、平均樹齢30年の
ピノ・ノワールを直接圧搾法で醸した個性的なロゼ・シャンパーニュ。
ロゼらしい野いちごやカシスの香りの他に、トースト香、スモーキーな
ニュアンスが合わさります。
味わいは豊かな果実味としっかりとしたミネラルの主張もあり
飲みごたえのある一本です。
作品名「ロゼクスプレス」は「ロゼ」と「エクスプレス(急行、急いだ)」を
掛け合わせたもので、凝縮した皮の分厚いピノ・ノワールを使用しているため
皮の色や成分が抽出され過ぎないよう、圧縮を通常よりも短時間で
絶妙に行っていることを表しています。
メインラベル右下に記載された「FACE B」はレコードのB面という意味。
「レコードのB面にはしばしば、アーティストが自分で書いたマイナー作品ながら
本人がとても気に入っている曲が収められています。
このロゼは僕にとって、そういう作品です。」とシャルル・デュフールは語っています。
オーブの表現者『シャルル・デュフール』
ピノ・ブランは白胡椒やミントのような官能的な香ばしさがあり、長らく
「隠し味」としてブレンド用に用いられてきました。
20世紀終わり頃、樹齢が50年を超えポテンシャルが十二分に開花したことで
この品種を主体的に使う生産者が出てきました。
その筆頭格が『デュフール』です。
1999年から他に先駆けてピノ・ブラン100%のキュヴェを造り始めたイヴ・デュフール。
息子のシャルル・デュフールに世代交代したことで、「オーブのピノ・ブラン」を
世界に向けて発信することになりました。
独学でシャンパーニュ造りを習得した若き当主シャルル氏は、2007年からは
すべての畑でビオロジー栽培とビオディナミを実践し、2010年に「エコセール」の
認証を取得すると同時に100%ビオディナミへと転換しています。
有機栽培にこだわり、テロワールの表現を追求するシャルル氏。
「表現者」という言葉がよく似合うシャルル・デュフールの作品は、音楽に例えるなら美しいジャズバラードのような、官能と深い精神性が感じられるものです。