ドメーヌ・フーリエ 2020年ヴィンテージ!
2022/12/20
こんにちは(^^)
熊本県合志市(光の森地区)の
画廊&ワインショップ
GALLERY&WINE MARGHU(マーグ)
のブログにご訪問ありがとうございます。
今回は、
一世紀以上の歴史を誇る、極めて入手困難な名門『ドメーヌ・フーリエ』のNEWヴィンテージ2020年をご紹介します。
また、
2020年からは『フーリエ』がチーフワインメーカーに就任し話題となっている、南半球のピノノワールではNo.1とされる、オーストラリアワイン界のレジェンド『バス・フィリップ』のNEWヴィンテージ2020年もご紹介します。
『ドメーヌ・フーリエ』は本拠地をジュヴレ・シャンベルタンに構える、19世紀半ばから続く名門。
手掛けるワインは、世界中のブルゴーニュ好きが喉から手が出るほど欲しいと熱望するため、入手困難を極めています。
年間の生産本数は極めて少量で、ワイン情報誌の「リアルワインガイド」誌面上でも、「フーリエのワインを入手できた数少ない人へ心からおめでとうと言いたい」といわれるほど、その大人気ぶりが伺えます。
全ての所有畑の面積のおよそ70%が特級畑か一級畑と非常に優れた畑を代々所有しており、ジュヴレ・シャンベルタン以外には、モレ・サンドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴージョに9.5haの畑を所有します。
現在の当主は1971年生まれの若き情熱家ジャン=マリー・フーリエ氏。
ジャン・マリーは地元の農業高校卒業後、ブルゴーニュ大学にて醸造を学びます。その後、1988年には「ブルゴーニュの神様」故アンリ・ジャイエのもとで約半年間ワイン造りを学び、さらに、1993年、アメリカ・オレゴンのジョセフ・ドルーアンで修行。ピノ・ノワールの栽培や醸造に関する、広く、深い知識と技術を習得します。
ブルゴーニュに限らず、世界のピノ・ノワールを研究したフーリエのワインは共通して「複雑で力強いが、やわらかさもあり癒しのある味わい」が特徴。
「テロワリスト」(テロワール至上主義者の造語)と名乗り「誰の真似でもない、自分だけのワイン造り、哲学がある」としてテロワールと高貴なブドウ品種ピノ・ノワールの純正さを表現することに努力しています。
そのひとつが、高樹齢のぶどうです。自社畑の平均樹齢は50年を超えて、中でもフーリエの代表的なワインであるクロ・サン・ジャックの畑には、樹齢100年を超えるもの。ACブルゴーニュの以外のワインは、全て樹齢30年以上のぶどうを使い、樹齢の低いものはすべて売ってしまいます。
「若い時も美味しい、熟成しても美味しいワインを造りたい!」
熟成を経たフーリエは、さらに深みを増した魅惑的なアロマが漂うワインへと変化を遂げます。ですが、今飲んでも、テロワールやぶどうの生命力を十分に感じることができます!
少量生産がゆえ、毎年各国で争奪戦となっている『ドメーヌ・フーリエ』ですが、今後もさらにその希少性はこれからも高まっていくでしょう。
2022年ヴィンテージも全てのキュヴェの入荷本数はごく少量です。
ご注意ください。
Contents
ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020 ドメーヌ・フーリエ
とても優しく滑らかで、ナチュラルな果実の香りは、ジュヴレの美しい大地を彷彿とさせます。
村名とは思えない、一級クラス並みの出来栄えは、まさに圧巻といえるでしょう。
しっかりと果実味が広がるものの、濃すぎることの無い、清楚で上品な味わいです。まだ若いワインですが、それでも美味しく飲める要素を備えているのは、アンリ・ジャイエ氏から指導を受けたフーリエだからこそ成せる技です。
ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020 ドメーヌ・フーリエ
モレ・サン・ドニ クロ・サロン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020 ドメーヌ・フーリエ
フーリエの希少キュヴェ!!
こちらのキュヴェ、クロ・ソロンは、美しい果実味と壮大なミネラルが最大の特徴です。
ピノ・ノワールの旨味に満ち溢れ、酸味とのバランスも抜群の逸品です!
モレ・サン・ドニ クロ・サロン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020 ドメーヌ・フーリエ
ブルゴーニュ・ルージュ 2020 ジャン・マリー・フーリエ
フーリエのネゴシアンキュヴェ!
2011年に初リリースされた、ネゴシアンとしてのキュヴェです。
ドメーヌ同様の哲学の元に造られています。
大地の自然な味わいに溢れた、極めてナチュラルな一本です。
ネゴシアン事業は、高品質の葡萄であること、ドメーヌ生産量の3割を超えないことを自らに課し、リリース。
これらのワインは、ドメーヌワイン同様のフィロソフィーで選ばれ、造られており、ジャン=マリー氏曰く「新たに養子に迎えた子供のような存在」なのです。
熟したチェリー、バラの花びらに黒系果実や土のニュアンスが混ざるフレッシュなアロマ。チャーミングな果実味が主体のしなやかでみずみずしい口当たり。生き生きとしたミディアムボディーのフレーバーは心地よい複雑さと余韻を持つフィニッシュにつながっていきます。若い内からその魅力が楽しめるワインです。
ブルゴーニュ・ブラン 2020 ドメーヌ・フーリエ
パーフェクトなブルゴーニュ ブラン!
2004年が初ヴィンテージとなるこちらのキュヴェは、官能的なピュアさを持つ、恐るべき一本です。
果実味と樽のバランスが素晴らしく、肉厚でどっしりとしたACブルゴーニュとは思えないほど凝縮感のある味わい。柑橘の爽やかさと旨みがじんわりと広がります。
赤で有名なフーリエですが、ブランもパーフェクトな仕上がり!!
バス・フィリップ・ワインズ
アンリ・ジャイエに魅せられたオーストラリアワイン界のレジェンド!
当主のフィリップ・ジョーンズ氏は、ブルゴーニュの神様と呼ばれる男「アンリ・ジャイエ」の素晴らしいワインに魅了されたことをきっかけに、1979年にオーストラリアの南東ギップスランドで高品質なピノ・ノワールとシャルドネの生産を開始しました。バス・フィリップでのワイン造りは品質に伴う経験値と情熱、成長過程での細部にわたる注意力から導かれており、ブルゴーニュの名門ドメーヌと遜色ない、多くの名声を得る偉大なワインが生み出されています。
オーストラリアで15年以上に渡り最高峰として認められているバス・フィリップのピノ・ノワールは、複雑味や余韻の長さ、力強さと繊細さのバランス、そして10年以上に及ぶ熟成のポテンシャルが現われるワインと称されています。
フィリップ・ジョーンズ氏が高齢で引退を決意。
それに伴いワイナリーを売却する事になりました。
フィリップ自身が手がけるワインは2020年まで。
2020年からは、フーリエがチーフワインメーカーに就任!
2020年からは、ジャン・マリー・フーリエがチーフワインメーカーに就任!
畑の管理からワイン醸造のプロセスに至るまでの指揮をとります。
ジョーンズ氏が高齢なことや、後継者がいないことなどから、ピノ・ノワールという品種に精通した世界クラスの生産者が互いに手を取り、質感のある、複雑で上質なワインを造ることを決めました。ブルゴーニュからカリフォルニアやオレゴンに進出する例は多いものの、オーストラリアへの進出は珍しい例です。
ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエに影響を受けた2人が、南半球No.1ピノ・ノワールをさらなる高みへと引き上げます!
バス・フィリップ エステート ピノ・ノワール 2020
エステート・ヴィンヤード産を主にレオンガサ・ヴィンヤードの最良な葡萄とブレンド。
スミレ、苺、サクランボ、梅などの美しい香りの中に、少し湿った土やスパイスなど落ち着きを感じさせるニュアンス。
酸味、果実味、香味それぞれの質が高く、複雑で凝縮されたフレーバー。
バス・フィリップの特徴である肌理細やかな赤い果実によるリッチなボディを持ちます。
バス・フィリップ Since1979 ピノ・ノワール 2020
「シンス 1979 ピノ・ノワール」は、複数の自社畑のブレンドからなる入門編ワイン。
ブレンド時にエステイト・ピノノワールのグレードに至らなかった古樽のワインを使用。
エステート、プレミアム、リザーヴのピノ・ノワールと同じ様に土地の個性を引き出す事を念頭に造られています。
2020年からは創業年を表す”シンス1979”と新たに名付けられました。
チェリー、ラズベリー、梅などの完熟果実の風味と滑らかなタンニンを持ち、絹のように繊細な味わい。
バス・フィリップ Since1979 ピノ・ノワール 2020
バス・フィリップ エステート シャルドネ 2020
「エステート シャルドネ」はバス・フィリップで唯一生産されている白ワイン。
良年のみプレミアムが生産され、それ以外の年は全てエステートワインとしてリリースされます。
フローラルな香り、メロン、シトラス、ナッツのアロマ。
柔らかな果実味と綺麗な酸、長い余韻、ミネラルがあり、非常にバランスが良いワインに仕上がっています。
満開の花のように味わいが、口いっぱいに広がります。